
あなたは自分が何者なのか?
なんて事考えた事はありますでしょうか?
もちろん、あなたが闇の組織のボスだったり、実は現代に生きる忍者だったり、悪を倒す正義のスーパーヒーローだとか、そういう事ではありません。

まるみや

タヌえもん
あなたが正義のスーパーヒーローでは無くても、もしかしたらもっと凄い何者なのかもしれませんよ・・・。
目次
自分を知るために
自分の限界に挑戦する
僕は、この歳になるまで自分の限界を良く分かっていませんでした。
それは何故か?
全力を出して何かをした事が無かったからです。
自分の本当の力を知らなければ、限界なんて知りようがありません。
世界で一番早い動物であるチーターが、生まれてから大人になるまでずっと鎖で縛られて飼われていたとしたら、そのチーターは自分が世界で一番早く走る事が出来るなんて思いもしない事でしょう。同じ条件のライオンがいたとして、鎖に繋がれてどこにもいけない自分が、まさか百獣の王だと呼ばれているなんて気付けるはずがありません。
自分が何者なのか?
それを知る為に、まずは自分の限界を知らなければなりません。そして自分の限界を知る方法はとても簡単です。
今、自分がやりたいと思えることを本気で、全力でやってみる事です。
ですが、ここで注意が必要です。本気を出すという事は、あなたの限界を知る行為です。あなたは自分の限界にチャレンジしなければならないんです。今まで、あなたが一日に10の行動が出来ていたとしたら、12をやればいいとか、15を目指そうとか、そういう事ではありません。
行ける所までどこまでも行ってみるんです。
それが20だろうが30だろうが、とにかく自分が行ける所まで全力で行く。
それが「本気」です。
全ての力と書いて「全力」ってやつです。
帰り道?そんなもの知った事ではありません。
何も考えず、失敗を恐れず、とにかく行ける所まで、全速力で、全ての力を出し切って行く。
そうして、初めて自分の限界の力を知る事が出来ます。

まるみや
そうしたら、そこまでがあなたの今の限界だったという事が分かります。でも、それもあくまで「今の」です。
そこで諦めるのであれば、その時、あなたの限界がハッキリします。あなたはそれ以上は行けなかった。その時行けた、その地点があなたの限界です。

タヌえもん
自分を信じる
僕は自分ほど信用できないものは無いと思っていました。なんでもすぐに諦めるし、やめてしまうし、ちょっと辛くなるとすぐズルをしてサボろうとする。どうしようもない人間です。
でも僕は、こんな風に考えてみることにしました。
僕の中にはもう一人の自分がいて、中身も外見も性格も全て同じものを持っていて、そいつも自分を信用できずになんでもすぐに諦めてしまう、どうしようもないやつで、
そして同じ悩みを持っている。
その時僕は、そいつを助けてやりたいと思いました。こいつをどうにかしてやりたいと思いました。そして、そいつも僕に対して同じ気持ちでいてくれている事が分かりました。そうしたら、今まで誰よりも一番信用できないと思っていたそいつが、もの凄い良い奴で、心強くて、誰よりも信用出来るやつだと感じたんです。だって、自分とまったく同じ能力、性格、悩みを持って、誰よりも僕を分かってくれる奴が、僕を助けようとしてくれているんですよ。
そんなに心強い事がありますか?
そうしたら自然と自分を信用する事が出来ました。今まで無理だと思っていたことが出来るようになりました。すぐに諦めて、ズルをして、サボっていたのに、サボらなくなりました。そんな事をしたら、もう一人の自分を裏切ることになるからです。
そんな良い奴、僕は絶対に裏切りたくありません。何があっても、どんなことをしてもそいつを助けてやりたい、力になってやりたい、そう思っているんです。
人は、自分に対してはどうしても甘くなってしまう生き物です。でも、大切な誰かの為なら本気になれる。全力を出せる。そう思っています。だったら、自分を大切に思えばいいんです。自分の中のもう一人の自分を、本気で、全力で助けてやればいいんです。
だから、今は自分を誰よりも信用しています。
やれば、何でも出来ると思っています。
これが、本当の意味で自分を信用するということです。
もう一人の自分のために、これからも全力で努力を続けたいと思います。
まとめ
人は自分の限界を低く見積もってしまいがちです。
本当は誰よりも高く、早く飛べるのに、いつまでも飛び出すことの出来ない鷹の雛のように。
だから人生で一度でいい、やりたい事を全力でやってみることをオススメします。
僕はライオンやトラのように強い人間ではありません。でも、きっと何も出来ずに捕食されるのを待っているだけの小動物でもないと信じています。それを確かめる為に、今は全力で努力を続けて、いつかそれをもう一人の自分に証明したいと思います。
失敗してもいいんです。
途中で疲れたら休んでもいいんです。
ゆっくりでも諦めず進んでいけば、いつか見たことの無い景色に辿り着けるかもしれませんからね。